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あんみつってすごいアイデアですよね

あんみつってすごいアイデアですよね

あんみつは見ているだけでも心が弾む、楽しい食べ物です。今回いただいたのはベースが黒蜜の寒天、そして珍しいのはきなこアイス、あんずと梅の甘露煮、わらび餅。個性溢れる味が一つの器に贅沢に集まることで、あんみつという一皿になる。この組み合わせは、いつ、どうやって生まれたんだろう。

発想の素晴らしさ

あんみつはもともと、みつ豆をアレンジして生まれたという記録があります。中央区観光協会によると、昭和5年、銀座若松の二代目・森半次郎が考案したとされています。みつ豆にこしあんと黒蜜を合わせた、新しい甘味の誕生でした。一人の、一緒にしたらおいしいかもしれないという発想から生まれたものが、今では多くの人に親しまれる甘味になっています。

お店ごとに違う、あんみつとお茶

あんみつにのせる具材は、お店によって異なります。それぞれのお店が、そこで出すお茶に合うように工夫しているのかもしれません。今回のお店で一緒に出てきた温かい抹茶入り煎茶は、今までにないくらいに薄い、さらりとした味わい。私にちょうど良いぬるい温度で、渋みが一切なく、何杯でも飲める飲みやすさがありました。

ボリュームたっぷりの甘味を少しずつ味わいながら、温かい煎茶をいただく。しかも煎茶はフリーフローで、おかわり自由です。あんみつの具材だけでなく、一緒に出すお茶の濃さ、提供の仕方まで含めて、一つの完成したお茶の時間がそこにありました。

一つのアイデアが、愛される甘味になる

昭和5年に生まれた新しい食べ方が、100年近く経った今では、昔ながらの和菓子と呼ばれています。誰かが一度、それまで別々だったものを一つの器に入れてみる。おいしかったから、また誰かが作る。それが繰り返されて今ここで最高の形になっているな、と思いました。

【お茶活メモ】麻布茶房 溝の口店(神奈川県川崎市高津区)

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