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抹茶から考える、茶葉を食べる価値

抹茶から考える、茶葉を食べる価値

世界中で抹茶が愛される理由は、美しい緑色や豊かなうま味、日本文化を感じられることなど、さまざまあります。

その魅力の一つに、「茶葉を丸ごといただく」という楽しみ方があるのではないでしょうか。

抹茶は、お茶を抽出して飲むのではなく、茶葉そのものを粉末にして味わいます。つまり、お茶の葉を余すことなくいただく、日本ならではの飲み方です。

煎茶の茶葉は、なぜ捨てるのだろう

そう考えたとき、私はふと疑問を持ちました。

急須で淹れた煎茶の茶葉は、どうして捨てるのが当たり前なのだろう。

実は煎茶は、摘み取った葉を蒸して作られています。茹でたほうれん草を食べるように、茶葉もそのまま食べることができます。

このことを知った瞬間、見慣れていた茶葉が、まったく違うものに見えました。

抹茶と煎茶、違うけれど、通じ合う

もちろん、抹茶と煎茶は同じではありません。抹茶は最初から茶葉を味わうためのお茶であり、煎茶は淹れて楽しむお茶です。

でも、最後に残った茶葉まで味わうという考え方には、共通する魅力があります。

「もったいない」でも「栄養」でもなく

私は、茶殻を食べることは「もったいないから」でも、「栄養があるから」だけでもありません。

お茶を最後まで楽しむ、新しい日本茶の文化だと思っています。

抹茶が世界中で親しまれている今だからこそ、急須で淹れた煎茶の茶葉にも、もう一つの楽しみ方があることを、多くの人に知ってもらえたらうれしいです。

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