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一粒からもらった気づき

一粒からもらった気づき

先日、カフェでコーヒーゼリーとコーヒーを注文しました。運ばれてきたコーヒーゼリーには、クリームの上に一粒のコーヒー豆が浮いていました。お店の方が、この豆はこれからお出しするコーヒーと同じ品種のものなんですよと教えてくれたその瞬間、とても嬉しくなりました。

一粒の意味

その一粒に込められた小さな工夫が、私にはとても特別に感じられました。その一粒から、お店の方が大切にしていることが伝わってきたから。コーヒーゼリーと、飲み物のコーヒー。その二つの間に同じ品種の豆を一粒置く。その豆が、二つの味をつなぐ小さな橋に見えました。そして、この二つはつながっている、ということをお店の方も意識している。

私が考えていたペアリングと同じだった

私は最近、お茶と食べ物のペアリングについて考えることが増えました。この料理には、このお茶が合いますと組み合わせるだけではなく、二つの間に何か共通するものがあったら、もっと楽しいのではないか。香りだったり、味だったり、食材だったり。何かひとつ橋渡しになるものがあることで、別々だった料理と飲み物が、ひとつの体験になる。今回のコーヒー豆一粒は、まさに私が考えていた橋渡しそのものでした。

日本茶でも、こんな体験ができたら

日本茶でも、料理とお茶をつなぐ小さな仕掛けができそうです。たとえば、煎茶と一緒に楽しむ料理に茶葉を少し使ってみる。料理の中で感じた味や香りを、今度は急須から淹れた一杯の中に見つける。そんなつながりがあれば、お茶と料理を一緒に楽しむ時間は、もっと面白くなる。ペアリングをどう捉えるか。どう工夫するか。そして、そこからどんな体験を届けるか。私自身がいつもそれを考えているからこそ、一粒に込められたお店のアイディアに気づきをもらいました。

【お茶活メモ】N°CAFE(兵庫県神戸市東灘区)

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