
栗味に、弱い
このお菓子を選んだとき、実は事前情報が全くない状態で、いわゆるパケ買いでした。まず目に留まったのが明るい色の包装紙デザイン、そして期間限定・栗味という文字。特に目的もなく、自然に手に取っていました。
栗には、ちょっと特別感がある
考えてみると、栗は和菓子によく登場します。栗きんとん、栗蒸し羊羹、栗饅頭。大きな栗が丸ごと入っていると、それだけで少し贅沢な気分にもなります。栗は日本で古くから食べられてきた食材ですが、収穫できる季節が限られ、皮をむくなど下ごしらえにも手間がかかります。そして何より、栗と聞くだけで秋を思い浮かべる、季節を味わわせてくれる食材。
食べる前から、もう楽しい
今回面白いと思ったのは、私はまだ味を知らない段階でも、食べてみたいと思っていたことです。かわいいパッケージを眺めて、栗味という言葉に惹かれて、期間限定なら今のうちに、と手に取る。和菓子のおいしさは、口に入れた瞬間から始まるわけではない。形や包み、季節を感じる素材、そして今だけという小さな特別感。そんなものに心を動かされながら選ぶ時間から、和菓子を食べる楽しみはもう始まっているのだと思います。