
江戸時代の煎茶碗を、ウインドーショッピングしてみる
茶器がずらりと並ぶ展示を見てると、色も模様も形もいろいろで、本当にきれいなものばかり。一つひとつ眺めているうちに、この中から一つ買うならどれにしようかな、と考え始めました。歴史的な価値を学ぶというより、気分はウインドーショッピング。
頭の中で、お買い上げ
迷った末に選んだのは、緑を基調とした一碗でした。もともと緑色が好きなのですが、この器は形もかわいい。手に持ったら、きっと馴染みそうです。もちろん、展示されているので実際にはさわれません。それでも、どんな感触なんだろう、どんなお茶が似合うかな、と想像していると、江戸時代の器が身近なものに見えてきます。
この碗で、何を飲もう
私なら、この煎茶碗で鹿児島の深蒸し茶を飲みたい。鮮やかな緑の水色と碗の緑色がリンクして、きっと合う。京都の淡い黄色も合わせてみたい。そんなことを想像しているだけで、ちょっとワクワクします。
自分の「好き」の基準ができてきた
昔の器を見るというと、知識がないと楽しめないような気がすることもあります。でも、私はこれが好き、これであのお茶を飲みたい、という見方でも、十分楽しいと気づきました。