
砂糖を入れたら、日本茶じゃなくなる?
日本では、煎茶に砂糖を入れて飲むことはあまりありません。でも海外では、甘みのついたGreen Teaも珍しくありません。実際に飲んでみると、それはそれでおいしい。甘い方が飲みやすい、という気持ちもよくわかります。
砂糖を入れても、日本茶は日本茶
砂糖を入れたからといって、その茶葉の産地や作り方まで変わるわけではありません。冷たくしても、ミルクを加えても、甘くしても、日本で作られたお茶なら、その出発点は日本茶です。だから私は、砂糖を入れたら日本茶ではないとは思いません。でも、少しもったいないとも思います。
もったいない、と思う理由
日本茶には、茶葉そのものの香りがあります。渋みやうま味、ほのかな甘み、そして飲み込んだあとに残る余韻もあります。そうした繊細な味わいは、何も加えずに飲むからこそ気づけるもの。砂糖を入れることで甘さが前に出て、その香りや渋み、うま味、余韻が感じにくくなってしまいます。
入れないおいしさ
砂糖を入れる楽しみ方を否定したいわけではありません。ただ、日本茶には、甘くしなくてもおいしいと感じられる世界がある。温度を変えたり、茶葉を選んだり、和菓子と合わせたり。そんな体験を通して、何も加えない一杯のおいしさをもっと発見したいと思っています。
【お茶活メモ】とある日のおうち茶