
チーズと煎茶、意外なペアリング
とある日のおうち茶のお供は、熟成チーズサンド。和菓子ではないし、甘くないし、最初は、合わないかもしれない...と思いました。でも食べてみると、想像していたよりずっと面白い組み合わせでした。
ゴルゴンゾーラの甘じょっぱいお菓子
チーズクリームをクラッカーで挟んだ洋風のお菓子でした。ゴルゴンゾーラの風味があって、甘いけれど、おつまみ寄り。チーズのコク、塩味、甘味、クラッカーの香ばしさ、一口の中にいろいろな味があって、思っていた以上に複雑です。思い切って煎茶を合わせてみました。
お茶を飲むたび、次の一口が新しくなる
最初に煎茶を飲んでから、お菓子を一口。まず感じたのは、ゴルゴンゾーラの風味と甘味でした。そして、もう一度お茶を飲んで、また一口食べてみる。すると今度は、クラッカーの香ばしさが印象に残ります。同じお菓子を食べているのに、お茶を挟むことで、そのたびに感じる味が少し違う。これが面白い。
口の中をリセットする、という楽しみ方
甘いものを続けて食べていると、だんだん舌が甘さに慣れてきます。でも、間に煎茶を飲むと、口の中に残っていた甘味がいったんすっきりする。そのあとに食べる一口が、また最初の一口のように感じられます。リセットされるたびに、味覚が少し研ぎ澄まされていくような感覚。チーズの塩味が甘さを引き立てたり、クラッカーの香ばしさに気づいたり。こんな味も入っていたんだ、と一口ずつ発見がありました。
2種類のチーズとクラッカーと煎茶
煎茶というと、和菓子や和食と一緒にいただくイメージが強くあります。でも、チーズやクラッカーと合わせてみると、急に違う表情が見えてきました。ワインとチーズを楽しむように、チーズのお菓子と煎茶を少しずつ行ったり来たりできる。あえて言葉にするならかっこいい、都会的な組み合わせ。また一つ日本茶の楽しみ方が見つかりました。