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煎茶の甘みって、何?

煎茶の甘みって、何?

シャインマスカットを食べながら、ふと思いました。この果物は香りがいい。そして、ちゃんと甘い。ひと粒食べれば、すぐに甘い、おいしいとわかります。この香りと甘さのわかりやすさも、人気の理由なのかもしれません。そこで思い浮かんだのが、煎茶でした。

煎茶は甘い、がわからなかった

日本茶を飲むようになってから、甘みのあるお茶という言葉をよく聞くようになりました。でも、最初の頃の私は、これがどうにもわかりませんでした。正直に言えば、煎茶が甘いなんて、それはない、と思っていたくらいです。

低い温度で淹れたら甘い?

煎茶は、お湯の温度を低めにすると、渋みや苦みがやわらいで、旨味を感じやすくなります。実際に淹れてみると、その違いはよくわかります。まろやかで、口当たりもやさしい。でも、そこで私が感じるのは、やっぱり甘みではなく、旨味。では、日本茶でいう甘みって、いったい何なんだろう。

煎茶の甘み

何度も煎茶を飲んでいるうちに、少しずつ思うようになりました。苦みや渋みが強くなく、口当たりがやわらかい、旨味があって、飲んだあとにも丸い感じが残る。そんな味わいに出会ったとき、これを甘みと言っているのかな、と感じるようになりました。もちろん今でも、シャインマスカットを食べたときのように甘い、とは思いません。お茶でいう甘みは、私が想像していた甘さとはまったく別物かもしれない。

同じ「甘み」という言葉でも

煎茶の甘みは、とても静かです。たぶん私は、甘みという言葉から想像する味を、一つしか持っていなかったのだと思います。日本茶を飲むようになって、同じ甘みという言葉でも、こんなふうに感じ方が違うものがあると知りました。煎茶の甘みって何?まだうまく一言では説明できません。でも今は、その甘みが指しているものを、少しだけ感じられるようになった気がします。

【お茶活メモ】おうち茶(鹿児島県南九州市)

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