
豚汁に、お茶のペアリングはどうなのか
今年初めての豚汁を作りました。大根、にんじん、ごぼう、豆腐、豚肉。味噌の香りがしてくると、それだけでちょっと嬉しくなります。せっかくだから、味見をしながらお茶を合わせてみよう。そんな気分になって、静岡県産のやぶきたを2種類用意しました。
煎茶と棒ほうじ茶、どちらが合う?
ひとつは煎茶、もうひとつは棒ほうじ茶です。同じやぶきたでも、煎茶とほうじ茶では香りも味わいもかなり違います。豚汁なら、香ばしいほうじ茶の方が合うかな。それとも味噌の味と煎茶が意外といいもかな。そんなことを考えながら、まずは豚汁をひと口。そして煎茶を飲んでみる。うーん。 次に棒ほうじ茶も飲んでみる。こちらも、うーん。 どちらかが合わないというより、なんだかお茶そのものが必要ない感じがしました。
汁物の途中に、お茶を入れると忙しい
豚汁は、それだけでかなり味があります。味噌の味、だしの風味、豚肉のコク、野菜の甘み。それに、温かい汁を飲むという満足感もあります。そこにお茶を挟むと、口の中がちょっと忙しい。豚汁を飲んで、お茶を飲んで、また豚汁を飲んで……と繰り返しているうちに、どちらを味わっているのかわからなくなってきました。汁物を食べてる途中には、お茶がなくても十分ということなのかもな。
合わせない、という結論
せっかくやぶきたを2種類用意したのに、結論はまさかの、なし。でも、これはこれで面白い体験でした。どのお茶が合うかを探すことだけがペアリングではない。実際に合わせてみたら、なくてもいいという料理もある、そういう気づきがありました。うん、そんな日もある。